押井守監督のアニメ映画です。8月末で公開が終わってしまいそうだったので、急いで観に行きました。

原作は既読だったので、とりあえず原作との違いから。大きく3つ。
一つ目は、敵側に「ティーチャー」というエースパイロットが出てくること。ひょっとしたらシリーズの他の原作には出てきているのかもしれませんが、小説「スカイ・クロラ」には出てきませんでした。もちろん、出てくるからにはそれなりの意味があります。
二つ目は、整備士の笹倉が男性ではなく女性(オバサン)として出てくること。これは、ただ性別を変えただけでなく、草薙水素の理解者としての意味合いもあると思います。
三つ目は、ストーリーの終わらせ方。こればかりはネタバレになるので詳しく書きませんが、なんとなくそうなるのかも、と予感はさせました。
それ以外は、大体原作どおりだと思います。2時間の中によく収めたなぁと思います。小説は一人称ですが、映画ではナレーション的なものはないので、登場人物の会話でストーリーを把握しなければなりませんが、変におしゃべりよりは、淡々と戦争に参加する異様さが出ていてよかったのではないかと思います。ただ、ストーリーは恋愛モノ寄りにアレンジされていると思いました。それが草薙水素の良さを引き出しています。
もちろん戦闘機による戦闘シーンは実写さながらの迫力。カメラワークもかっこいいです。あと、押井監督おなじみの犬が、基地で飼われている形で登場してました。この犬の演技も無駄にいい(笑)。
原作は、読んだほうがおもしろいと思いますが、読まなくてもストーリーは理解できるんじゃないかなと思います。面白かったです。
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