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2010.12.09

小惑星探査機 はやぶさの大冒険/山根一眞

改めて感動します。

小惑星探査機 はやぶさの大冒険(amazon)

今年の6月、地球に無事帰還するミッションを終えた小惑星探査機「はやぶさ」の7年間の軌跡を追ったドキュメンタリーです。すでにネットやメディアで取り上げられてはいますが、改めてこうして読んでみると、いかにすごいプロジェクトだったのかが判ります。何度もの危機に見舞われる「はやぶさ」と、それを知恵と根性で乗り越えたスタッフたち、そして起こる奇跡。どんなドラマよりもドラマチックです。

なにより嬉しいのは、まだその奇跡の物語が続いていること。「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルにあった、「イトカワ」由来と思われる微粒子の解析で、どんなことが判るのか。そしてこの本では、「イトカワ」周辺で取った膨大なデータの解析もこれからだ、ということが書かれています。まだまだ「はやぶさ」のニュースに目が離せません。

本書では最初の打ち上げ時から最後のカプセルの回収までの7年間の筆者の粘り強い取材が素晴らしいです。ちょっとインタビュー部分がわざとらしい感じもしましたが、知識がない人にもわかりやすく説明しようとする苦労が伝わってきます。

私が「はやぶさ」のすごさを最初に知ったのは、レビューでも書いた「現代萌衛星図鑑」でした。これで人工衛星に対する興味が急に出てきて、JAXAのホームページも度々見るようになりました。つい先日、金星探査機「あかつき」の惑星軌道突入失敗という、とても残念なニュースがありましたが、「6年後の再突入を目指す」という言葉にグッときました。こういう発言ができるのも、「はやぶさ」の結果があったからなんでしょうね。

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