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2010.11.12

ファミコンの驚くべき発想力

なんかビジネス書とかっぽいタイトルですが、技術本です。

ファミコンの驚くべき発想力 -限界を突破する技術に学べ- (PCポケットカルチャー)(amazon)

ファミコンのハードウェアとゲームプログラミングテクニックを紹介した技術本です。ただ、今更そんなものを詳しく説明しても意味がなく、ここでは、ファミコンがいかに低価格でゲーム用に練られたハードウェアなのか、そして、(今からすると)貧弱なハードウェアで、当時のゲームプログラマーはどんなテクニックでゲームを作っていったのか、ということを一般の人にも判りやすく解説しています。とはいっても、やはりコンピュータにある程度詳しくないと、「ふーん」で終わってしまうと思いますが、例えば私もそうですが、組み込みソフトの開発をしているような人は、かなり面白い本だと思います。おなじみのドラクエやスーパーマリオ、その他当時のファミコンソフトがどんな工夫で作られていたのかがわかります。

この本の最後では、比較として最近のゲーム開発との比較も紹介していますが、筆者はハードがリッチになっても、ゲームの本質はファミコン当時からほとんど変わっていないことと、リッチなリソース上でのソフト開発の功罪についても書いています。確かに、当時はハードの限界まで使うゲームが多かったですが、最近はマルチプラットフォームのせいで、どのゲーム機でも同じようなものになっています。ハードの限界まで使ったゲームなんてものは、今じゃリスクが高すぎて作れないんでしょうね。それがゲーム業界において良いことなのか悪いことなのか、考えさせられます。

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