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2010.05.22

クライマーズ・ハイ / 横山秀夫

今まで気になっていた本です。面白かった。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)(amazon)

横山秀夫さんの小説です。1985年、群馬県の地方新聞社の記者の主人公・悠木は、突如発生した日航機墜落の事件をまとめる責任者になった。独自のスクープを狙う若手記者、過去の栄光を引きずる幹部たち、社内の派閥、各部署の思惑、遺族たちへの配慮、地方紙ならではの葛藤など、男たちが朝刊に熱い思いを乗せる。またその最中、一緒に谷川岳の難攻不落の岩を登ろうと約束した同じ新聞社の友人が植物状態になってしまう。彼の家族を通じで、自分の家族への思いが持ち上がる・・・といった内容です。とにかく毎日発行する新聞にかける男たちの思いが熱く、主人公の毎日の葛藤の連続で、読者のほうまでひしひしと伝わってきます。また、登山者がハイになる状態「クライマーズハイ」は、むしろ恐怖心を忘れ、冷静な状態になったときに動けなくなるという怖さが、そのまま新聞を毎日作っていく彼らの「ハイな状態」と重なっていきます。最後まで手に汗をにぎる展開でした。非常に面白かったです。

映画化されたのと、主人公は佐藤浩市さんというだけなんとなく覚えていたんですが、佐藤浩市さんが演じたのはテレビ版で、映画版は堤真一さんでしたね。どちらも観てみたい気がします。

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