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2008年7月の8件の記事

2008.07.29

スカイ・クロラ/森博嗣

押井守監督によるアニメ映画が今週末公開される原作を読んでみました。

スカイ・クロラ (中公文庫)(amazon)

原作者の森博嗣さんは人気作家ですが、私は今まで読んだことがありませんでした。なんというか、ちょっとラノベ臭さのあるタイトルが好きじゃなかったんですよね。今回も、押井さんが映画化する原作ってどんなのだろうと見てみたら森さんの作品だった、というわけで。

ストーリーは映画の予告編を見てもらったほうが早いですね。横着でスミマセン。

小説は基本的に主人公の一人称で書かれていて、この世界についての説明はほとんど出てきません(わざわざするほうが変)。主人公は変に大人ぶった少年で、戦闘機のパイロットで、どこかと戦争をしている、ということくらいしかわかりません。キルドレのことも断片的にしか語られないので、ただ当たり前に戦闘機に乗って、基地で生活しているだけの主人公ですが、どこかミステリアスな印象を受けます。読み進めていくうちに、この世界の異常さに読者が気づいていくわけです。そういう意味では、映画の予告編はかなりネタバレ感があって残念な気がします。

読んでいて妙な既知感があったのですが、なんかそっけない主人公が村上春樹氏の小説に近い感じがします。面白かったです。映画を観に行くかどうかはまだ決めてませんが、戦闘機のドッグファイトのシーンを読んで、「コレ押井さん好きそうだな」と思いました。アサヒコムに押井さんのインタビュー記事が載っていますが、「モチベーション維持のためにも飛行機を描きたかった」っていうのは正直な言葉だと思います。

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2008.07.26

ヘラクレスの栄光-魂の証明-

DS用のRPGです。元々あまりRPGはやらない私ですが、久しぶりにやってみたくなって、これを選びました。
ファミコン時代から名作と言われたRPGシリーズです。私は今までのシリーズはやったことがないので、よく言えば先入観はありません。

ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~(amazon)

ストーリーは、ギリシャ神話の世界をベースに作られています。ある日空から落ちてきた主人公、記憶がないが妖精たちは自分のことをヘラクレスだという。そして自分の体が不死であることを知り、自分が何者なのかを探す旅に出る・・・といった内容です。
ゲーム自体はオーソドックスなRPG。自分が感じた限りは、以下のことから難易度はかなり低めではないかと思います。
・展開は良くも悪くも一方通行(一度行った町やダンジョンには戻れない)で迷うことがない。
・戦闘中でもHP/MPが頻繁に回復してくれるので、パーティーが全滅することがほとんどない。
・武器・防具の類も宝箱からかなり入手できる。
・ほぼどこでもセーブできる。
・敵の魔法属性が簡単にわかる。
逆に言うと、いつ全滅するかというピリピリした緊張感が好きな人には物足りないでしょう。プレイ時間は50時間くらいでした。

グラフィックは擬似3Dで、ドットキャラがとてもよく動くのできれいで楽しいです。音楽も悪くありません。個人的にはユーザーインターフェースに難があると感じました。HP/MPが数値表示になったりグラフになったりと一貫性がなく、また戦闘中は下画面にログが表示されますが、こんなものいらないから各キャラクターのHP/MPを常時表示させてほしいと思いました。

ということで、ストーリー重視でサクサク進むRPGが好きな人にはオススメです。私は結構好きです。Wiiのバーチャルコンソールで旧作やってみようかな。

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2008.07.21

Bフレッツを導入

ウチのアパートは光ケーブルが入ってなかったので、今まではCATVインターネットを使っていたのですが、この度NTTのBフレッツが導入されたので、こちらに変更することにしました。BフレッツのマンションタイプのVDSL接続というヤツです。要するに、アパートまでは光ケーブルで、アパートから各部屋へはADSLのように電話回線を流用するという方式ですね。光ケーブルは100Mbpsなので、各部屋でそれを分配する形になります。

で、今まではCATVインターネットの30Mbpsコースで実測値は10~20Mbpsくらいでした(結構バラつく)。Bフレッツでは36~39Mbpsくらい出ています。大体倍くらいの向上ですが、速くなった実感は確かにあります。下りだけでなく上りも速いのがいいですね。ただ、アパート内でネットを使う人が増えると、遅くなるのかもしれないです。

料金もCATVインターネットよりちょっと安めだし、工事費も無料、月額も4ヶ月無料なので、とりあえず満足感はあります。ヨカッタヨカッタ。

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2008.07.17

鬱の力/五木寛之 香山リカ

人間の関係」を読んで興味を持った五木寛之さんが、精神科医でワイドショーのコメンデーターなどでも有名な香山リカさんと、鬱について対談した本が出ました。

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五木さんは「人間の関係」でも書かれていますが、病気としてのうつ病とは別に、鬱な気分というものはあると言っていて、日本は戦後から高度成長期、バブル期と「躁の時代」を経験してきたが、今は「鬱の時代」なのではないか、しかし世間は成長、つまり躁の状態が長く続いたために、鬱な気分を「病気」と認識してまうのではないか、という考えを述べています。香山さんもそれに共感し、医療の現場でのうつ病治療について説明しています。鬱な気分を「病気」としてしまうことで、通り一遍のマニュアル治療が確立してしまい、また患者も、この訳の判らない感情を「病気」だとしてしまうことで、楽になろうとしてます。しかし、やはり欝な気分になった過程を無視してはいけないだろうと話しています。後半は、鬱の時代になった背景や、地域による差などを雑談っぽく話し合っています。

内容的に、いろいろと共感する部分がありました。心療内科に行けば、抗うつ薬は出してくれますが、それを飲んでいれば治るというものではないということは、私も当事者の一人として身に染みています。今の自分に向き合うことも大事ですし、また時代の流れだと受け流すことも大事なんだろうと思います。

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2008.07.10

「自分」から自由になる沈黙入門/小池龍之介

最近よく本屋さんで平積みされてる、お寺の住職さんが書いた本です。挿絵も筆者が書かれているようで、かわいいですね。

「自分」から自由になる沈黙入門(amazon)

自分の口から出る言葉は、批判や悪口だけでなく、後悔や謙遜など、元々は自分の業により出てくるもの。そんな言葉は、喋る自分は一時的に気持ちよくても、結果的に自分や相手に不快感をためこむ原因になります。そんな言葉を言いたくなったり、また言われたりしても、黙って静かに受け流しましょう、といった感じの内容です。Webで公開していたものをまとめた内容みたいですが、文章を読んでいるとまるでお説教を受けているようで、やさしい言葉で説いているんですが、どこか威圧感というか、そんな印象を受けます。変に古い言葉遣いを使っていたりしているのが、またそれに拍車をかけています。終わりのほうに、簡単な瞑想方法を説明している章があって、これは手軽に出来そうな気がします。でも、ただ黙るだけでは自分にガスがたまってしまうわけで、黙りつつガスをためないようにするというのは、難しそうです。そもそも、こういう本はどういう人が買うんだろうなぁ。

それにしても、この本の通りだと、こんなBlogを書くこともまた余計なことということになって、なんだか批評も書きにくいですね(苦笑)。そもそも、この本の筆者も、また黙ってられないから本を出してるんじゃないか、という気も・・・。まあ、お坊さんは説くのが仕事ですから、それはそれ、なんでしょうけど。

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2008.07.09

ぽてまよ 第1~3巻

ぽてまよ 1 (1) (アクションコミックス アクションコミックスもえよん) ぽてまよ 2 (2) (アクションコミックス アクションコミックスもえよん) ぽてまよ 3 (3) (アクションコミックスもえよん)
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アニメ化もされた、コミックハイ!連載の4コママンガ「ぽてまよ」のコミック、第3巻が発売されたので1巻から買って読んでみました。アニメのストーリーは主に2巻までのところを押さえてありましたから、3巻はまだ知らないストーリーなわけです。

アニメでは、頭に花が咲いたぽてまよとぐちゅ子から種ができて、子供?ができるところで終わりました。ぽてまよの子供は「たまチー」、ぐちゅ子の子供は「まめ」と名づけられました。たまチーは地味な存在ですが、まめはやたら可愛いわ(でも男の子)、一日で大きくなるわ、ぐちゅ子のことを「かかさま」と言って追い掛け回すわで、強烈なキャラクターです。また、ぐちゅ子と京ちゃんの仲が親密になっていくのも萌えポイントです。ぐちゅ子はしゃべらないけどツンデレ。

コミック全体に関していうと、なんというかゴチャっとしていてオチが判りにくいところがあります。アニメ化されたところはオチが判っているわけですが、その辺は「オチをちゃんと理解してうまくアニメ化されたんだなぁ」と、改めて感心しました。4巻まで出ないと続編が出来ないかもしれませんが、アニメの続編も期待したいところです。

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2008.07.08

LIVE! LIVE! LIVE! vol.1/Saigenji

渋谷HMVの10周年記念で、渋谷HMVと通販での限定販売のSaigenjiのライブ盤がリリースされました。

Saigenji_live1

ギター一本でも熱いライブをやってくれるSaigenji、私も彼のライブは大好きですし、ライブ盤の発売を熱望していました。昔何かで聞いたか読んだか、彼はライブが好きだから、逆にライブ盤は出したくないということを言っていたと思います。今回限定ということでOKが出たんでしょうか。

パーカッシブでアグレッシブな彼の歌声とギター、そして何よりもお客さんとの一体感を楽しんでいる彼の演奏が楽しめます。でもやはりライブに行って聞きたい!そして彼と一緒に歌いたい!

通販での購入はこちら。いつまで買えるかわからないから急いだほうがいいですよ!

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2008.07.02

図書館戦争

放送終了しました。サイトはこちら

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有川浩氏の小説(ライトノベル?)のアニメ化です。メディア規制法により、有害とみなされる図書が処分される世の中で、図書館が本を守るために武装して戦う、という話です。設定としてはツッコミどころ満載なわけですが、ストーリー的には熱血正義バカな主人公の女の子が図書館隊に入隊して、まわりを巻き込みながら成長していく、オーソドックスな戦争青春モノではないかと思います。Production I.Gの制作で、非常に上質なアニメに仕上がっていますが、その分、リアリティがあるんだかないんだか、混乱しますね。突飛な設定のわりに、ストーリーにあまり意外性がなかったのは残念なところでした。1クールでは難しいのかな?


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