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2008.04.21

ノルウェイの森/村上春樹

村上春樹氏の超ベストセラー小説です。ものすごい今さらながらなのですが、読んでみました。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫) ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
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この小説が発表されたのは、Wikipediaによると1987年。当時私は中学生で、もちろんこの小説のことはバカ売れしたので知ってましたが、読書をすることはなかったのでまるで興味もありませんでした。ちなみに、この題名の元になっているビートルズの曲を知ったのも、10年くらい前だったりします。

ストーリーは、いわゆる団塊世代、大学生だったワタナベ青年をとりまく青春恋愛小説です。すごく俗っぽく書くと、最後は誰もいなくなるんじゃないかと思うくらい登場人物が次々と自殺するのと、性描写がやたら生々しい物語です。正直、主人公はものすごい青春時代を過ごして、よく正気でいられたなぁと思うくらいですが、本人が妙に達観しているのが村上氏らしいです。そして彼らしい、わかりやすい言葉の中に織り込められた心の葛藤や愛情などが伝わってくる内容で、どんどん引き込まれていきます。

読み終わって、この本はなぜベストセラーになったんだろうなぁと思いました。別に批判するつもりでなく、分析という意味で。やはりバブル社会が求めていたものがあったんだろうなぁ。Wikipediaによると、この本の発行部数を超えたのは「セカチュー」だそうで。この小説も実は未読ですが、これを読むことで逆に何かわかることがあるのかも知れませんね。

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