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2008年2月の11件の記事

2008.02.23

買っちゃダメだろHD DVD録画機

HD DVD テレビ録画専用なら、まだまだ「買い」だ(産経新聞izaより)

東芝が長期保証を約束しているため、「テレビ番組などの録画再生機と考えればHD DVDは買いだ」との指摘もある。

いやいや、買うべきではないですよ、HD DVD録画機。デジタル放送をHD DVD-Rなんかに焼いちゃった日にゃ、その時点で寿命確定ですよ。コピーワンス(ダビング10)のせいでダビング不可ですから。ベータやハイエイトのように、「せっかくあのとき録画したお宝番組が再生できない」状態に陥ることは、もう目に見えてます(ダビングサービスなんてのもできないから、状況はもっとひどい)。HD DVD録画機がDVD録画機より安くなって、かつHD DVD-Rを絶対に使わないっていうなら買ってもいいですけどね。東芝が保証しているのは修理だけの話で、新機種も望めないし、長期って8年なんてすぐですから。

こういう「メディアと共に寿命確定」というのがあるから、コピーワンス(ダビング10)は怖いんだよなぁ。もうDVDはそれなりに信用しているメディア(それでもCPRM対応再生機はまだ少ない)ですが、ブルーレイはどうだかねぇ。

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2008.02.20

プリオン説はほんとうか?/福岡伸一

「生物と無生物のあいだ」(レビューはこちら)がベストセラーの、分子生物学の福岡先生が2005年に書いた本です。

プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス)(amazon)

BSEやヤコブ病などの海綿状脳症の原因について、プルシナーという教授が、
「実はプリオン(教授が命名)タンパク質が原因だったんだよ!」
「なんだってー!」
という発表でノーベル賞を取ったんですが、筆者がそれらの論文に記載されている実験結果を細かく考察して、「本当にそれで原因と言ってしまっていいのか」と批判している本です。「生物と~」でも記載されていますが、とにかく分子生物学というのは実験が非常にデリケートかつ精度が求められる世界で(確かに病気の原因が状況証拠だけで結論付けられ、治療されるのは危険なことですから)、素人からすると重箱の隅をつつくような指摘がバンバン出てきます。いきなりこの本を読むと、ただの神経質なセンセイだと思ってしまいそうですが、「生物と~」を読んだあとだと、この分野の大変さがよくわかります。「生物と~」を読んで面白かったと思う人にはオススメです。読んだ後、牛肉を食べるのに躊躇してしまうかもしれませんが・・・。

そういえば、爆笑問題が出ているNHKの番組「ニッポンの教養」の正月特番で、今まで出てきた各方面の先生が集まって新年会をやるというのがあって、福岡先生も出てましたが、先生、浮いてましたね。先生の分野と他の先生の分野とでは、論文に込める覚悟みたいなものが違うんじゃないかと感じました。

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2008.02.17

東芝HD DVD撤退報道

“東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解く(ITmediaより)

私も土曜日のNHKでこのニュースを見ました。これを見たときは、「ゴシップならともかく、NHKが今こんなこと言っちゃっていいの!?」と驚きました。こんな事いわれたらお店で誰も買わないでしょう。もしこれ誤報ならNHK訴えられますよ。でも逆に考えれば、あのNHKが報道したということは、ほぼ決定なんでしょうね。土曜の報道とはいえ、東芝は否定もしてないようですし。

ブルーレイ対HD DVDをVHS対ベータと比較する人は多いですが、細かいところでは違いを感じます。ベータのときはフォロワーがかなりいたため、ソニー単独でも細々と機種を出せていたんだと思いますが、残念ながらHD DVDはフォロワーを作るまでの時間を市場が許してくれなかったようでした。こうなったら、細々と製品を出し続ける意味もないですしね。まあHD DVD機を買っちゃった人はかわいそうですけど。

とりあえず、録画機としては私も東芝フォロワーですから、東芝のブルーレイ搭載機を首を長くして待ちたいと思います。

追記。
一応東芝も声明を発表したみたいですが(AV Watchの記事)、とりあえず否定したって感じ。こう大々的に報道されちゃ、市場的には止めを刺されたと思います。

追記の追記。
撤退発表されましたね。
みんなが一番反応したのは、「現時点で、BDをベースにしたプレーヤー/レコーダを生産し、販売するという計画は全くありません」ってところでしたね。みんなBD搭載VARDIAを期待してるのに、わかってないなぁ。今までつきあってくれた関連メーカーに対する配慮なのか、単に東芝の意地なのかはわかりませんが、せめて「ニーズがあると思うから検討する必要はあるだろう」くらいは言って欲しかったです。まあ、すぐに出ると思いますよ。DVD搭載機種じゃハイエンド機にはならないでしょうから。

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2008.02.16

英雄伝説Ⅴ「海の檻歌」

ガガーブマルチパックを買って早3年。やっと最後の「海の檻歌」をクリアしました。「白き魔女」のレビューはこちら。「朱紅い雫」のレビューはこちら。あ、言っておきますがPC版の話ですよ。

英雄伝説ガガーブ マルチパック(amazon)

今まで二回くらいやり直したんですが、なんか途中で挫折しちゃったんですよね。どうも今までと違って難易度がシビアで、まめにレベル上げとかやらないと、先に進めないような(運でしか敵が倒せないような)状況に陥っちゃうんですよ。で、攻略サイトを参考に、さらにレベルを+2くらい上げながら進んで、やっとクリアできました。

ストーリーは、ある作曲家が「水底のメロディー」という曲を作り、その譜面を24個の共鳴石に分割して書き写し、国中に隠したものを、50年後、ある村の旅芸人がその場所を知らせる魔法の地図を見つけて、興行をしながらその石を見つける旅に出る、というものです。ストーリーからも分かるとおり、このゲームは音楽が重要な位置にあり、一つ一つの共鳴石を装備することで、そこに書いてある譜面を演奏することで魔法が出せる、という仕組みになっています。もちろん、すべての共鳴石を見つけ、「水底のメロディー」を奏でることが目的ですが、この曲自体が世界を救う力も持っています。

前作をクリアしたのがもう3年も前なんで、正直比較もできないんですけど、基本的にはオートバトルで、こちらが指示をしなくても、勝手に攻撃や回復をやってくれます。しかし、強い敵と対するときは、こちらで的確に指示しないとまず勝てません。前述のとおり魔法は共鳴石を装備すると出せます。二人で同時に攻撃魔法を出すと「アンサンブル魔法」という強力な合体魔法も使えるようになります。後半はこれを使いこなさないと厳しいです。

ガガーブストーリーとしては、「朱紅い雫」と「白き魔女」の中間に位置するので、両作品それぞれのキャラクターが出てきたりもして、なかなか楽しいです。もっと早くクリアしてたらよかったんでしょうけど。

グラフィックも2Dのドットキャラで、すでにノスタルジーすら感じる作品ですが、ゲームは面白かったです。ガガーブトリロジーはPSPでも出ているので、そちらでも楽しめると思います。

実は続編の「空の軌跡」3本パックもとっくに購入済みだったりします・・・。英雄伝説Ⅶも開発中らしいので、早くクリアしないと。

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2008.02.13

文化庁メディア芸術祭

文化庁が毎年発表している、メディア芸術祭に行ってきました。

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場所は六本木の国立新美術館。

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とりあえず、河童のクゥや電脳コイルやグレンラガンの絵コンテを観てきたり、「うっかりペネロペ」で能登さんの声に癒されたりしてきました。

個人的に一番気に入ったのは、エンターテイメント部門にあった、「匂いをかがれるかぐや姫」という絵本です。
匂いをかがれる かぐや姫 ~日本昔話 Remix~(amazon)
これは、「一寸法師」「かぐや姫」「桃太郎」という3つの昔話を、機械翻訳を使って一度英訳し、それをもう一度和訳することで、誤訳したものを無理やり絵本にしたものです。まあ機械翻訳は結構昔からあるので、この手のものは目新しいことではありませんが、この本は絵本仕立てになっているので、よけいに面白いです。非常にブラックな誤訳があって、本文と対比すると非常に笑えます。これは買い。

アート部門やマンガ部門も面白かったです。ほとんどのものが見て、聞いて、触って、体感できるような展示で、一日じっくり見ても面白い内容でした。入場無料で、17日まで。

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2008.02.12

魍魎の匣/京極夏彦

京極夏彦さんの「京極堂シリーズ」の第二弾です。同シリーズ中では一番の人気作ということで、もうずいぶん前に買って未読の山にあったのですが、やっと読み終わりました。
偶然ですが、映画が封切りされてたんですね。

魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)(amazon)

多摩を中心に起こる連続バラバラ殺人事件と、少女に起こる事故、魍魎を箱に収めるという教祖など、それぞれのサブキャラクターが関わった内容が、京極堂のところに集められ、最終的に箱のような建物・ある医学研究所で結末を迎えます。前半、さまざまな事柄が並行的に語られ、キャラクターが動きまわるのは楽しいですが、後半から京極堂が出てくると、もう彼の独壇場。しゃべりっぱなしです。推理というか、ちょっと都合よく色々知りすぎな感じがして、読みながら引いてしまいました。

面白いことは面白いです。これだけの文量を一気に読ませるだけのことはあります。ただ、小説の中の関口じゃないですが、京極堂がじらせるだけじらすからなぁ、という気もしますね。

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2008.02.11

2/10 CARNAVAL2008@代官山UNIT

J-WAVEのブラジル音楽を紹介する番組、「サウージ・サウダージ」の主催するライブイベントに行ってきました。

出演したのは4組。

Os Novos Naniwanos
大阪のバンドです。音楽ジャンル的にはカーニバルミュージックで、しかもかなり限定したジャンルらしいんですが、歌っている内容は大阪をネタにしたコミックバンドですね。ネタがネタだけに、東京ではあまりウケてないような・・・。お客さんのノリも微妙。まあ時間が早かったこともありますが。

Barravento
ちょっと編成内容が良く分からなかったんですが、5~6人くらいのサンバドラム隊をバックに、Def Techのような二人組が日本語+ポルトガル語のラップを重ねるというもの、でした。ラップのほうは別ユニットだったみたいです。これがなんかもうメチャクチャ盛り上がりましたね。一気にお客さんがヒートアップしました。もう一度観たいです。

Saigenji
元々は彼目当てでライブに来たようなものです。彼とパーカッションの二人だけというシンプルな構成でしたが、前のバンドの熱をそのまま引っ張ってきて、本人も戸惑うくらいの最初からテンションの高いライブでした。曲はIt's Too Late、Berimbau、弧動、走り出すように、Music Junkie、Namimaだったと思います(曲順合ってないかも)。ほとんどのお客さん、曲知ってるんだろうなぁ。コール&レスポンスも完璧でした。

Balanca
日本が誇るベテランのサンババンド。コンピCD「TOKYO BOSSA NOVA」で存在は知っていましたが、ライブを観たのは初めてです。こんなに本格的にやっているバンドとは知りませんでした。楽器もブラジルの民族楽器を使ってるんですね。このライブの最多出場者だけあって、もうお客さんメチャクチャノッてましたね。みんな好きなんだねぇ。

というわけで、ヘトヘトになって帰ってきました。楽しかったです。

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2008.02.08

LUMIX LZ10 購入

デジカメを買いました。パナソニックのLUMIX LZ10です。それまで持っていたのが2005年に買ったLZ2ですので、ほぼ3年ぶりに、同じシリーズのデジカメを買ったことになります。

Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) LZ10 ブラック DMC-LZ10-K(amazon)

自分のなかでのデジカメのこだわりに、乾電池が使えることがあります。あまり頻繁に使うわけでもなく、使うときはすぐに使いたいことが多いので、あらかじめ充電が必要だと不安なんですよね。で、今までのLZ2も重宝していたんですが、そろそろ新しいの欲しいなぁと思っていたところに、同シリーズの新製品が発表されたので、予約して買いました。現物を見ずにスペックだけでデジカメを買うのは初めてなので、ちょっと勇気がいりましたが。

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2008.02.05

うつ病をなおす/野村総一郎

うつ病に関する本のレビューです。

うつ病をなおす (講談社現代新書)(amazon)

本の前半では、うつ病の種類が臨床例を出しながら説明されています。典型的なうつ病以外にも、躁うつ、子供や老人のうつ病、マタニティーブルーなどについても説明されています。本の後半では、それぞれの種類に応じた治療方法が説明されていますが、ここは主に薬物治療の手順が書かれています。また、精神治療として一般的に知られる「認知療法」についても、簡単に説明されています。

この本は言わば「うつ病のガイドブック」的な内容で、自分がうつ病になったら、あるいは身内がうつ病になったら読んでみる最初の本として最適ではないかと思います。本の内容について目新しい部分はあまりないですが、非常によくまとまっている良い本だと思います。


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2008.02.03

アフターダーク/村上春樹

部屋を掃除していたら、未読の本の山からこの本が出てきました。買った記憶はあるんだけど、いつだったか・・・?
とにかく、読んでみました。

アフターダーク (講談社文庫)(amazon)

この小説の内容を説明するのは難しいです。ぶっちゃけていうと、眠り続ける姉と、夜の街で一夜を過ごす妹の話ですが、その中に表現されているのは、都市の闇というか、現代社会の歪みというか、そんなものが感じ取れました。なんというか、それほど特殊な話ではないと思うのですが、不思議と小説の中に引き込まれる感覚があります。面白かったです。

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2008.02.02

日本オタク大賞2007

CSのMONDO21で放送された日本オタク大賞を観ました。

詳しくはこちらを見ていただくとして、結論から言うと、大賞は「動画投稿サイト(主にニコ動)」でした。唐沢氏いわく、「今まで我々(オタク系ライター)は、もう二度と観られないであろう過去のカルトな作品を持ち上げることで生きてきた。しかしYouTubeやニコ動のおかげで、それが誰でも観られるようになってしまったことがショック」なんだそうで。まあ確かに「お宝映像」という言葉が死語になってしまうかもしれない、という意味ではそうだと思いますけど。個人的にはこれって作品じゃないから、オタク大賞として選ぶのはどうよ?という気がします。まあ過去に海洋堂や秋葉原が選ばれてるからいいのか。

会場には、ゲーム、アニメ、映画、マンガ系の各ライターがそれぞれ賞を挙げています。本人達も言っていますが、これでオタクの全てなのかというと、もっとジャンルはいろいろありますから、権威ある賞というより、一つのイベントとして捉えたほうがいいですね。あと、みんなが業界話をすると暗い方向にいくのはなんとかならないっすかね。司会の人は「こんなときだからこそ、ぶっとんだ作品に期待」みたいな苦しいシメかたをしましたけど、どうなんでしょうかね・・・。

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