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2008.01.23

レボリューション・イン・ザ・バレー

Appleが1984年にリリースした革新的なコンピュータ、Macintoshの開発に携わったAndy Hertzfeldという人がまとめたMacintosh開発秘話の日本語版です。著者がAppleに入社した79年から退社した84年までの100近くの逸話が載っています。

レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏(amazon)

本にはMacを開発した伝説の人々が、Macという革命的なコンピュータを一からどうやって作り出したか、またAppleという会社の中でどのように仕事をしていたがが、とてもリアルに書かれています。あのGUIも試行錯誤の結果であり、開発経過の画面写真などは、Macファンでなくとも興味津々です。また、ローコストで高速に作り上げるための、ハードウェアデザイナーの努力も描かれています。ソフトウェアもアセンブラでゴリゴリ書いていた時代ですので、組み込み系の技術者なら、共感できるところも多いと思いますし、次々に出てくるアイデアやテクニックに感心すると思います。またそれだけでなく、Steve Jobsというリーダーの下で、Mac開発がどのように進められてきたのかも書かれています。開発者の増加に伴う意思の疎通の難しさや上からの政治的な判断など、このあたりは今も昔も変わらないですね。また、今で言うアジャイル開発に近いことが行われてきたこともわかります。

この本はオールカラー300ページ以上、デザインも非常に凝っていて、「持っているだけで楽しい」というMacの精神に通ずるものを感じますね。愛蔵版です。

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