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2008.01.27

心の休ませ方/加藤諦三

私事ですが、昨年末から仕事に集中できない、夜眠れないなどの状態になり、医者より「抑うつ状態」と診断され、現在通院しています。そんなこともあり、最近うつ病に関する本を何冊か読んでいます。せっかくなので、良い・悪い含めてレビューしたいと思います。

まず、タイトルが気になったのでこの本を読みました。

心の休ませ方 (PHP文庫)(amazon)

タイトルからすると、心を休ませるための方法が書かれているものだと思いましたが、内容は違いました。この本は、どうしてうつ病になるのか、そしてうつ病になるとどうなるのか、ということが書かれています。

まず、うつ病になる原因として、子供のころに親から十分な愛情を注がれなかったためであると書かれています(ほぼ断言していると読めました)。これについては違和感を感じました。こういう書き方をされると、確かにそうかも、と思ってしまいそうになりますが、私は別に親の教育が悪かったとは思っていませんし、仮にそうだとしても、今の状態を親のせいにしたくありません。それに、今更親のせいにしたところで、何の解決にはなりません。

後半は、うつ状態になった人の心理状態について書かれていますが、「こういう状況のとき、正常な人ならちゃんと判断できるが、うつ状態の人はそれができない」みたいなことが、くどいくらい書かれています。分析結果としてはアリだと思いますが、これも当事者からすると、「そんなこと言われなくたって・・・」という気になります。じゃあどうすればいいのかというと、結局最後は、十分に休養を取りなさいという結論になって終わります。

私としては、心を休ませるとはどういうことなんだろう、と思って読みましたが、結局よくわかりませんでした。中には、この本に書いてあることに共感できる人もいると思いますし、共感することで心が休まる人もいるかもしれませんが、ちょっと限定的じゃないかなぁという気がしました。

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