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2008年1月の14件の記事

2008.01.31

うつ病-まだ語られていない真実/岩波明

うつ病に関する本のレビューです。

うつ病―まだ語られていない真実 (ちくま新書 690)(amazon)

この本は、比較的最近出版された本です。著者は、うつ病が「心のかぜ」と言われることに対して反論し、実際は恐ろしい病気であることを、臨床例やデータなどを元に説明している本です。内容はあくまでデータを元に、うつ病がどういう病気であるかを客観的に論じています。ただ、臨床例が自殺・心中・犯罪などに及んだものばかり挙げているので、ちょっと極端な感じがします。犯罪に及んだ例に対して、刑事責任を負えるかをやたら細かく考察してたりしてるところは、ちょっと著者の趣味なんじゃないかと思ってしまいました。うつ病患者の増加傾向についてもデータを元に細かく考察していて、失敗した者を許さない日本人との社会性との関係については、納得できました。

この本は、うつ病がどういう病気なのか、知識として知りたいという人には適していると思います。しかし、うつ病になった人がどうすればいいのか、という問いには答えてくれず、逆に不安をあおるかもしれないので、注意が必要です。ただ、うつ病の薬物治療に対する章は、うつ病になった人にも参考になると思います。

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2008.01.28

ドラリオン

フジテレビでやたら宣伝しているアレです。東京最終とのことなので、観てきました。サイトはこちら

Dralion

「シルク・ドゥ・ソレイユ」が公演しているサーカスです。古くは「サルティンバンコ」とか「アレグリア」とか名前だけはフジのCMで頭にこびりついてますが、観に行ったのは今回が初めてです。サーカス自体、たぶん子供のときに一度観てから今回が二度目だと思います。

正直、あまり期待はしていなかったのですが、予想以上に面白かったです。やはり、体を張った芸というのは人を感動させます。いい歳して「オオーッ」と声を上げて楽しんでしまいました。ただ大道芸をするだけでなく、音楽や踊りなど、美術面でもみせてくれます。このへんは普通のサーカスと違うところですね。もちろん笑いもしっかり取ります。

ところで、いまだに「著名人を集めて応援団」とかやってるフジの宣伝手段は何とかなりませんか。こういうの効果ないしかっこ悪いと思うんですけど。

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2008.01.27

心の休ませ方/加藤諦三

私事ですが、昨年末から仕事に集中できない、夜眠れないなどの状態になり、医者より「抑うつ状態」と診断され、現在通院しています。そんなこともあり、最近うつ病に関する本を何冊か読んでいます。せっかくなので、良い・悪い含めてレビューしたいと思います。

まず、タイトルが気になったのでこの本を読みました。

心の休ませ方 (PHP文庫)(amazon)

タイトルからすると、心を休ませるための方法が書かれているものだと思いましたが、内容は違いました。この本は、どうしてうつ病になるのか、そしてうつ病になるとどうなるのか、ということが書かれています。

まず、うつ病になる原因として、子供のころに親から十分な愛情を注がれなかったためであると書かれています(ほぼ断言していると読めました)。これについては違和感を感じました。こういう書き方をされると、確かにそうかも、と思ってしまいそうになりますが、私は別に親の教育が悪かったとは思っていませんし、仮にそうだとしても、今の状態を親のせいにしたくありません。それに、今更親のせいにしたところで、何の解決にはなりません。

後半は、うつ状態になった人の心理状態について書かれていますが、「こういう状況のとき、正常な人ならちゃんと判断できるが、うつ状態の人はそれができない」みたいなことが、くどいくらい書かれています。分析結果としてはアリだと思いますが、これも当事者からすると、「そんなこと言われなくたって・・・」という気になります。じゃあどうすればいいのかというと、結局最後は、十分に休養を取りなさいという結論になって終わります。

私としては、心を休ませるとはどういうことなんだろう、と思って読みましたが、結局よくわかりませんでした。中には、この本に書いてあることに共感できる人もいると思いますし、共感することで心が休まる人もいるかもしれませんが、ちょっと限定的じゃないかなぁという気がしました。

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仮面ライダー電王 終了

放送終了しました。サイトはこちらこちら

仮面ライダー電王 VOL.1(amazon)

正直、最初は「なに電王て!電車かよ!」と思いましたが、面白かったです。主人公が不幸でドジっ子というのもありますが、個人的に、今までの仮面ライダーのように、二十歳そこそこで青臭い正義を押し付けたり、変にナルシストだったりするのよりは、よほど共感できるキャラクターでした。主人公の乗り移るイマジンたちもキャラが立っててよかったですね。モモタロスはいいキャラだったなぁ。あと、今までのライダーと違って、一人で戦っている感じがなかったのも好感です。そういう意味では、前の時間にやっている戦隊モノのノリに近かった感じがしました。そういえば、基地的なものもあったし、デンライナーはもうロボットですよね、あれ。

残念だったのは、ノリと反してストーリーが難解だったこと。最後のほうは、謎解きなんかより、モモタロス達が暴れてくれればそれでいいよ、と思いました。

周りをみても、今回のライダーは結構評判よかったみたいですね。特撮好き、イケメン好きだけでなく、今回は男性声優ファンもひきつけたみたいですし。個人的には、一人で5役やった主人公の彼はなかなかすごかったと思います。

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2008.01.23

レボリューション・イン・ザ・バレー

Appleが1984年にリリースした革新的なコンピュータ、Macintoshの開発に携わったAndy Hertzfeldという人がまとめたMacintosh開発秘話の日本語版です。著者がAppleに入社した79年から退社した84年までの100近くの逸話が載っています。

レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏(amazon)

本にはMacを開発した伝説の人々が、Macという革命的なコンピュータを一からどうやって作り出したか、またAppleという会社の中でどのように仕事をしていたがが、とてもリアルに書かれています。あのGUIも試行錯誤の結果であり、開発経過の画面写真などは、Macファンでなくとも興味津々です。また、ローコストで高速に作り上げるための、ハードウェアデザイナーの努力も描かれています。ソフトウェアもアセンブラでゴリゴリ書いていた時代ですので、組み込み系の技術者なら、共感できるところも多いと思いますし、次々に出てくるアイデアやテクニックに感心すると思います。またそれだけでなく、Steve Jobsというリーダーの下で、Mac開発がどのように進められてきたのかも書かれています。開発者の増加に伴う意思の疎通の難しさや上からの政治的な判断など、このあたりは今も昔も変わらないですね。また、今で言うアジャイル開発に近いことが行われてきたこともわかります。

この本はオールカラー300ページ以上、デザインも非常に凝っていて、「持っているだけで楽しい」というMacの精神に通ずるものを感じますね。愛蔵版です。

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2008.01.21

福音の少年/あさのあつこ

「バッテリー」でおなじみの、あさのあつこさんの小説です。

「バッテリー」は前から気になっていた小説なのですが、長編であることもあり、まだ読んだことはありません。でも、著者の本は読んでおこうと思い、本書を取りました。名前とイメージで青春群像モノかと思っていたのですが、実はミステリーでした。ある高校生の少女の住むアパートが全焼し、少女とその家族が焼死した。その少女と付き合っていた少年と、少女の幼なじみだった少年の二人は、それが仕組まれたものであることを知り、真相に近づいていく・・・といったあらすじです。ミステリーではありますが、実際は、その二人の少年が内に持つ闇がテーマになっています。読んだ後に気がついたのですが、最後に判明する犯人と合わせ鏡のようになっているんですね。

Amazonのレビューではあまり評判がよくないですが、私もそれほど気に入りませんでした。内容の割に情景描写や心理描写が多くて、読むテンポがつかめない感じがするんですよね。

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2008.01.17

みんなのGOLFポータブル2

人気ゴルフゲームのPSP版の第二弾です。

みんなのGOLF ポータブル2(amazon)

言わずもがなの人気ゲームですが、本作品の一番の目玉は、やはりネットワークに繋いで世界中の人と対戦できることでしょう。最大16人で1ホールごとに同時に回るリアル大会と、1対1のマッチプレイがあります。昔PS2用に「みんなのGOLFオンライン」というネット専用のみんゴルがあり、私も旧PS2用のHDDユニットを買って、ネット対戦をやったことがありますが、あれにかなり近い印象です。あのときは2D空間にラウンジがあり、自分のアバターを作ってチャットができる機能などがありましたが、本作品ではそのへんは省かれています。あと、「~オンライン」では月額料金が必要でしたが、こちらはソフト購入だけで参加できます。
私も何度かリアル大会をやってみましたが、やはりレベルが高い。ハーフで10アンダーが狙えるくらいでないと、一位にはなれないでしょう。でも、うまい人もへたな人もいて面白いです。ただ、予想以上にやっている人が少ない感じで、10人以上揃うのは稀でした。まだソフト自体が国内販売しかしてないのかもしれないので、世界中で発売されれば、また面白くなりそうです。

ネット専用ではないので、スタンドアロンでも充実しています。でも、全12ホールを見る前に飽きちゃいそうです。

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2008.01.13

BLUE MAN GROUP

なんとなく面白そうだったので、衝動的に行ってきました。サイトはこちら

Bluemangroup

簡単に言うと「青塗り三人男のコメディショー」。内容は、パンフにも書いてある「MUSIC×ART×COMEDY」がまさにそのとおりだと思います。私はもっとパントマイム的な、大道芸的なものをイメージしていたんですが、芸としてはドリフのヒゲダンスのうまいやつって感じですね(30代以上限定ネタ)。それほど芸に感心するわけでもなく、面白いのはお客さんいじりのところくらいなので、終始爆笑というわけでもなく、ほとんど演出とキャラクターでみせてる感じがしました。

まあまあ面白かったです。暇つぶしにはなりました。

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2008.01.12

Fate/Zero 第4巻

Fate/stay nightの過去の聖杯戦争を描いた小説の最終巻です。公式サイトはこちら
今までのレビュー→第1巻第2巻第3巻

Fatezero4

以下、ネタバレ感想です。


続きを読む "Fate/Zero 第4巻"

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2008.01.10

げんしけん2

放送終了しました。サイトはこちら

げんしけん2 第1巻(amazon)

アフタヌーン連載のマンガのアニメ化の続編です。前作のレビューはこちら。原作はすでに完結していますが、アニメではそこまで行っていないようです。確か最後のほうは笹原と荻上さんがくっつくと思ったんですが。アニメはそれなりによくできていたと思います。個人的には、荻上さん役の水橋かおりさんの声が好きなので、かなり堪能できました。あと斑目総ウケの回はかなりヤバかったですね(苦笑)。腐女子さん達の世界はよくわからんです。

話の残りは続編アリかも。TVA?OVA?

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2008.01.07

デスノート 全12巻

映画にもアニメにもなった、言わずもがなの推理コミックです。今更ですが全巻読みました。

DEATH NOTE デスノート(1)

DEATH NOTE デスノート|ジャンプ・コミックス [コミックセット] (ジャンプ・コミックス)(amazon)

元々、最終巻が出たあたりで、旬だから読んでみようかなーと思って全巻買ってたのですが、4巻の途中くらいで読むのを止めてしまいました。でもいつまでも積ん読のはもったいないなぁと思い、年末年始に最初から読み直しました。

とりあえず、読むのは疲れますね。長編の推理マンガとしては非常によくできていると思いますが、文字量がものすごいので、自分のペースで読めないのが辛いです。画も繊細で情報量が多いのも、疲れる原因だと思います。

で、面白かったことは面白かったのですが、個人的にハマるほどではないなと思いました。連載マンガゆえの、都合のよさみたいなものがちらほらと感じましたし、なんというか、共感できるというか、感情移入できるようなキャラクターがいないんですよね。だから話に乗りたくても乗れないんだと思います。

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2008.01.05

スケッチブック ~full color's~

放送終了しました。サイトはこちら

スケッチブック~full color's~ 第1巻(amazon)

4コマ漫画原作のアニメ化です。原作は未読。田舎の高校の美術部が舞台で、無口で引っ込み思案の女の子が主人公です。制作がARIAシリーズと同じハルフィルムメーカーということで、淡い色合いのいわゆる癒し系のアニメになっています。出来は悪くないのですが、あまりに毒がなくて、ちょっと物足りない感じがありますね。ドラマ性がないのは、4コマ原作だから仕方がないのかも。


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2008.01.04

ScanSnap S300

PFUのパーソナルドキュメントスキャナー、「ScanSnap S300」を買いました。

富士通 ScanSnap S300 FI-S300(amazon)

PFUのScanSnapはこれで2台目で、最初に買ったのはfi-4110EOX3というヤツです。ボタンを押すだけで高速にスキャンし、データをPDFにしてくれるのが便利で、領収書とか雑誌のスクラップとかパンフレットとかに使っていました。しかしそのあとフタが電源に連動するfi-5110EOXという機種が出て悔しい覚えがあります。

今回の機種は、今までの欠点だった外部電源駆動と値段が高いことをクリアし、小型化した機種です。USB2つ必要ですがバスパワーに対応し、Adobe Acrobatを省いて低価格化しました。今まで実売45000円程度だったので、実売25000円程度で買えるようになったのは非常に魅力です。Acrobatは付属しませんが、データは今まで同様、PDFに変換してくれますし、ページの削除や挿入などの編集も付属ソフトで可能です。

PC Watchのレビューを読むと、小型化・バスパワー対応に対するスペックダウンが気になりますが、それも過去の機種と比べてのこと。一度に何十枚も頻繁にスキャンするのでなければ、これで十分です。ただ、ACアダプタはなるべく使ったほうがいいですね。ACアダプタは小さめですが、電源ケーブルがごつくて非常に残念。短いケーブルを買ったほうがいいかも知れません。下のような短い電源ケーブルを買っておくといいかも。

電源コード 0.2m KB-DWP102(amazon)

とりあえずは、買ってよかったと思います。

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2008.01.03

2008明けました

あけましておめでとうございます。

今年も恋愛カテゴリに書く予定が当面ない、「レビューのとらお」をよろしくお願いいたします。

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