« よつばと!第7巻 | トップページ | 漢検DS2 »

2007.10.21

生物と無生物のあいだ/福岡伸一

分子生物学の教授、福岡伸一氏が書いた新書です。実は結構なベストセラーだったようで。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)(amazon)

この本は、生物と無生物を、我々はどうやって区別しているんだろうという素朴な疑問から、DNA発見までの研究者たちの物語へと発展していきます。DNAの持つ2重螺旋構造の意味などがよくわかります。そして動的平衡とエントロピーとの関係について。これはすごく感心しました。生物が生物として、分子レベルでどうやって形作っているのかなんて、普段なら考えもしないことです。最後は筆者の研究日誌的な内容です。生物学者達がどうやって仮説を立て、それを立証していくのか、その思考と実験のプロセスと苦労がつづられています。

帯で茂木健一郎氏も書いていますが、単なる解説本ではなく、ストーリーとしても非常によくできていて、本当にミステリーでも読んでいるかのような気にさせられます。こういう本が教科書の副読本なら、もっと理系の人間は増えるのかも。

|

« よつばと!第7巻 | トップページ | 漢検DS2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« よつばと!第7巻 | トップページ | 漢検DS2 »