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2007.05.25

オタク論!/唐沢俊一×岡田斗司夫

オタク第一世代の唐沢氏と岡田氏が、座談形式でオタク論を展開する本です。

オタク論!(amazon)

なかなか興味深い内容でした。オタクという定義も変わりつつあるんだなぁと思いましたね。昔のオタクは命がけで自分の好きなものに好奇心と探究心をむき出しにしていたのに対して、今のオタクは、ネットで簡単に情報は手に入るし、自分で探究しなくてもいいし、それより今放送しているアニメを追っかけているだけで精一杯。昔はマイノリティで後ろめたいものだったけど、今は生きていくうえでオタクであるほうが楽なんですよね。オタクの敷居が低くなった分、それはオタクじゃなくて、ただ好きなことだけをしているだけの幼稚な人間なんじゃないか、という考えは、そうかもという気がしました。

「萌え」ってのも、ただ萌えキャラ追っかけて、グッズを手に入れたりしているだけで、萌えとは何かとか、萌えの原点は何かとか考える人はあまりいないですよね。ジャンルとして眼鏡っ娘とかツンデレとか委員長とかドジっ子とかはあると思うんですけど、みんな面白がって言っているだけで、そういうものに本当にこだわる人ってのはほとんどいないと思いますし。アニメオタクも、本当に探究するなら、今放送中のアニメだけじゃなく、原点となる創世期のアニメとかも知識として観ておくべきなんでしょうけど、そこまでの人もあまりいないんでしょうね。

私も自分はオタクなんだろうなぁと思いましたが、唐沢氏や岡田氏からすると、全然ひよっ子なんでしょうね。嬉しいやら悲しいやら。でも、自分の好きなものを極めるという姿勢は、それがなんであれ、楽しく生きていくうえで重要なことなんだろうなぁと思いました。

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