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2007.04.06

羊をめぐる冒険/村上春樹

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」に続く3部作の最終作です。

東京で翻訳会社を立ち上げ、次第に広告代理店まで広げるようになった「僕」と、住み慣れた街を捨て、放浪の旅を続けていた「鼠」。ある日、僕の元に鼠から手紙が届く。その中には、山のふもとの草原に羊の群れがいる写真が入っていた。僕はそれを保険会社のPR紙に使ったが、ある日、裏社会を掌握する「先生」の秘書から呼び出され、一ヶ月以内に、その写真に写っている、星の模様を持つ羊を見つけ出せ、と命令される・・・、といったあらすじです。前2作と比べると、ついに事件らしい事件が発生し、俄然話は面白くなっていきます。そして驚きの結末。クライマックスは非常に面白かったでした。

ミステリー仕立てではあるけど、やはり今までの作品のような、「僕」の世の中に対する冷めた世界観というか、人間関係というか、そういったものがあって、自分とほとんど同じような年齢だけど、なんかちょっとかっこいい感じがします。感情移入とはちょっと違うような気がしますが。

次の本がいろいろと控えているので、しばらくは離れますが、また落ち着いたら、彼の本を読みたいと思います。

羊をめぐる冒険〈上〉 羊をめぐる冒険〈下〉
(amazon)

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