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2004.09.01

魔術はささやく/宮部みゆき

魔術はささやく(amazon)

読了しました。また宮部さんの本ですが、今度は現代モノです。日本推理サスペンス大賞受賞作。

高校生の守は子供のころ、父親が勤め先の銀行で横領して失踪、母親はそのあと病死して、今は親戚の家で暮らしている。そんなあるとき、タクシー運転手の叔父が交通事故で相手を死亡させてしまった。この死亡事故は一見、加害者側に非があると思われたが、実は全く別の理由で、仕組まれた事件だった・・・といった感じで始まります。

内容的には、社会問題あり、サイコありと、宮部さんらしい内容ですね。話の持っていきかたや登場人物など、あいかわらずうまいです。ただ、始めの2/3まではバラバラといろんなことが起こるだけで、なかなか核心にいかないので、ちょっとツライですね。その代わり最後の1/3は一気に伏線がつながって面白いです。

この作品は宮部さんの初期の頃の作品で、発表は平成元年だそうです。話の面白さに変わりはありませんが、ちょっと時代背景がバブリーだったり、携帯電話じゃなく公衆電話がよく出てくるあたりが、この頃の時代を感じさせますね。

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