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2004.07.04

技術の進歩と教育の進歩

技術のスピードアップと人のモラルアップ [コラム](「週刊!木村剛」より)

今回のキムタケさんのコラムは、カメラ付きケータイが及ぼす利便性とリスクについてです。私がこれを読んでいて思い出したのは、最近話題のP2Pソフト、「winny」です。
winnyは、著作権侵害のシンボル的な状態になってしまいましたが、最近、winnyの技術性について見直す動きがあります。P2P(peer to peer)技術は、将来非常に有用だといわれていた反面、著作権侵害という悪印象もあるため、企業での取り組みはなかなか進みませんでした。winnyは、P2Pの危なさと同時に、P2Pの有用性も実証した、ある意味の実験結果だと思います。

また、関連する例としては、CDのカジュアルコピーという問題もあります。PCで簡単にCDのコピーができてしまうことは、リスクではありますが、PCの中に音楽データを蓄積することによる利便性も、非常に高いのです。

昔から技術の進歩には、ニーズ=人の欲求が種になっています。人の欲求には、結果としてルールやモラルを壊す方向に働くものがありますが、それはあくまで結果としてであって、はじめからそれが目的だったわけではありません。しかしこのままでは、技術の進歩によって、自制心も進歩させていかなければならない、というジレンマがあります。自制心を向上させる技術というのがあるとするなら、それは、ひとつは教育の質の向上かもしれません。winnyも道具の一つとして、包丁に例えられました。包丁で人を傷つけてはいけない、というのは、親が子供のうちに(暗黙に)教えることでしょうが、インターネットで著作物を勝手に配信してはいけない、というのは、現在の教育ではまだフォローしきれていないんでしょうね。そういえば、本屋さんでカメラ付きケータイで写真を撮るという、デジタル万引きという問題もありましたね。

ただ、人々がきちんとしたモラルを持っていれば、技術の進歩が加速するのか、といえば、そうでない気もします。それは、不正に使われることを望む技術の進歩も、抑えるべきでないということなのかもしれません。

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